六管本部交通部からのお知らせが届きました
船舶自動識別装置「AIS」でバーチャル表示
先ずは、「えーあいえすぅ?」って方のために少しご説明しときましょう。
内航貨物船に限って言えば、総トン500トン以上の船(大体、全長70~80メートル以上の船と思って下さい)について搭載が義務付けられている装置で、船から船、あるいは船と陸上が相互に電波に乗せて、自船の位置や船舶の名称、種類、位置、針路、対地速度、その他の情報をやり取りすることができる装置です。(AIS:Automatic Identification System)の頭文字です。
この電波情報を電子海図やレーダー画像に重ねることによって、視覚的に相手船の情報を得ることができるばかりか、濃霧などの視界制限状態では「存在」しか映らないレーダー以上の情報を得ることができますし、島陰に居る船の存在情報も得ることができる優れものです。
海上にはたくさんの航路標識が整備されていますが
今回のお知らせは、このAISの機能を使って、実際の灯浮(航路標識)とともにバーチャル航路標識を整備するので、それに関してアンケートするから答えて下さい。というものです。
対象場所は周防灘と伊予灘周辺です。
この周辺を航行する船舶を運用する関係者の方は、是非協力してあげて下さい。
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