中国運輸局多聞局長が訪問されました
2021/11/29 行事・イベント
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中国運輸局の多門局長が、管内巡視に合わせ、岡本会長の所属会社(岡本海運(株):広島県福山市)を訪問され、岡本会長と昨今の内航海運業界について意見交換されました。
多聞局長はもともと尾道市のご出身という事もあり、「ガチ備後人」の岡本会長と言葉のイントネーションがシンクロしており、おまけにローカルネタで盛り上がり、決して本省から異動してこられたとは思えないほどの空気が漂っていました。(笑)
最近、「海事産業強化法」が成立し、これから政省令の改正・公布作業が本格化しますし、船員不足への対応、STCW条約基本訓練がまもなく沿海区域に広がること、またカーボンニュートラルも焦眉の課題ということもあり、コロナも見据えつつ、中海連会員へいかに伝えていくのかといった話題が中心となりました。
我々業界もしっかり努力し、また行政のご支援もよろしくお願い致します。
海運企業説明会In呉
2021/11/28 行事・イベント
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日本製鉄瀬戸内事業所呉は、今年秋に高炉が止まり、2年後をめどに全面廃止が計画されています。これまでも何度か記事にしていますし、繰り返し報道されているので、ご存じのことと思います。
このたび中国地区船員対策協議会では中国運輸局と共催で、「海運企業説明会In呉」を開催し、海上経験のない方を対象にした説明会を開催し、全体で9社の参加がありました。
海上経験のない方は、どうしても募集が少ないこともありますが、とはいえ、失業給付を受けながら「6級海技士コース」を受講する道も開けています。
まだまだ働き盛りの方が多く参加されていましたが、住宅や教育にお金がかかる年代の方には、思い切って海上職に飛び込んで見られたら良いのではないかと思います。
お一人でも成立したら嬉しく思います。
山陰地区内航海運懇談会を開催しました
11月26日、山陰地区の水産系高校3校(鳥取県立境港総合技術高等学校、島根県立浜田水産高等学校、島根県立隠岐水産高等学校)の進路指導の先生に、境港市にお集まりいただき、中海連正副会長6名と「内航海運懇談会」を開催しました。
結論から言えば、大変充実した懇談ができたと思います。中国地方には海技教育機構の船員養成施設がないため、唯一の教育機関であるわけですが、先生方と懇談すると、当然伝わっていると思っていたことが届いていなかったり、先生に届いていないことは、当然生徒に届いているはずもなく、業界としてももっともっと工夫と努力が必要だなぁと痛感しました。
ここ最近、会議と言えばオンラインでやることが多くかったわけですが、やはりリアルの会議には勝てません。
「場の空気」や「熱気」は何物にも代えがたいと再認識しました。
伊達憲太郎境港市長にもご来臨いただきました
このたびの「懇談会」には伊達憲太郎境港市長にもおいでいただき、挨拶をいただきましたが、この機会を捉え、「贈呈式」を行いました。
何の贈呈かと言いますと、内航総連発行「船の仕事ってなに?」のマンガ仕立ての副読本、OenNote(応援ノート)を、境港市役所や教育委員会をつうじて、境港市の全小学生向け(約1700人)に贈呈したく調整を進めていたところ、全ての小学校校長先生から「喜んで頂戴します」と快諾をいただきましたので、境港市民を代表し、市長に対し岡本会長から贈呈しました。
コロナ禍前までは中海連青年部を中心に、各水産高校にお邪魔して説明会などを実施するという取り組みを進めていましたが、多少間が空いてしまったこともあり、もう一度仕切り直しして「結果の出る」取り組みを進めたいと考えています。
山口県内航海運組合 地元中学生と体験航海!
2021/11/19 15:11:29 船員ドリーム
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山口県内航海運組合では、中国運輸局と協働して、地元の中学生約40名を対象とした「体験クルーズ」を実施しました。
これは、将来の職業選択の一つに「内航船員」を加えてもらおうとする取り組みで、いつもは周南市(徳山港)と沖合の島を結ぶ、小型フェリーを借上げ、海上から見えるコンビナート群や、これを海上物流で支える徳山港ならではの多種多様な内航船を間近に見学し、内航海運と私たちの暮らしのかかわりを学びました。
先ずは座学から
講師には山口県内航海運組合の重枝理事長が登壇し、新幹線などのような大きな荷物、鉄鋼のような重い荷物など、トラック輸送に不向きなものを低コストで安全に輸送する海上輸送は、国民生活になくてはならない輸送手段であることを説明しました。
ちなみに、山口県では日立製作所が新幹線を作っており、しかも徳山港のすぐそばには新幹線駅があるため、リアルに感じることができたようです。
座学の後はお待ちかねの体験乗船
このたびの体験乗船は、中山間地の中学生を中心に招いていることもあり、普段なかなか触れることのない「船」や「潮風」に心を躍らせていました。しかも昨今のコロナ禍のなか、生徒たちにとっても久々の課外体験、嬉しくない訳がありません。
ブリッジでは、乗組員から各種航海計器の説明をうけるなど、興味津々で聞き入り、事後のアンケートでは「船長をめざす」とのコメントがあるなど、有意義な一日となりました。
ちなみに徳山下松港は来年開港100周年を迎え、様々な記念事業が計画されているようです。
国際拠点港であり、国際バルク戦略港湾の指定を受ける国内有数の港であり、地元から海をめざす沢山の若者が巣立って欲しいと思います。
フォトコンテスト応募作のご紹介 Vol3
2021/11/18 センムのつぶやき
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ずいぶんと間が開いてしまいましたが
フォトコンテスト応募作のご紹介 Vol3、村上勝様の作品「雪情海峡」のご紹介です。
この作品は、滅多にない雪景色の関門海峡を舞台に撮影されたものですが、全体をモノトーンでまとめ、冬の冷涼感を表現しています。
背景から、おそらく門司港側から本州に向けて撮影したものと思いますが、海上交通の要衝を行く内航貨物船が瀬戸内海に向けて、今日も国内経済を担う物資輸送に従事しています。