オンライン絵本 2’nd いよいよ完成間近!!
2022/02/21 船員ドリーム
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内航総連に財政支援いただいて制作に着手したオンライン絵本第2弾がいよいよ佳境を迎えてきました。
原画が仕上がり、電子データに落とし込んだものに対して、広島市内のスタジオでイメージのすり合わせや綿密な打ち合わせを行ながら、ナレーションや効果音を加えていきます。
ナレーションは久保田夏菜さん
前作に引き続き、ナレーションをお願いしたのはフリーアナウンサーの
久保田夏菜さんです。
久保田さん自身も2歳のお子さんのママですから、まさに読み聞かせにうってつけのお仕事!
その久保田さん、打ち合わせの時には「会話の声」なんですが、いざスタジオ入りすると、テレビから聞こえる「アナウンサーの声」に変わります。さすがプロ!
ちなみに彼女は「CtoSeaご当地アンバサダー」として、市民と海を繋ぐ「大使」としてのお仕事もしていただいています。
録音の確認でご自身から「やり直し」のリクエストが出されるのですが、我々素人には「え?どこが?」ってほど、仕事に対するシビアな感覚を拝見しました。
録音機材を操るスタジオの方はと言えば、様々な効果音を巧みに投入して、「あー、これこれ」ってイメージを構築してくださいます。(船のエンジン音の素材があるのには驚きました)
ちなみに今回の絵本の舞台は呉港なのですが、わざわざ呉港まで港の音を録音しに出かけて下さったそうです。
取材させていただいたシーゲートコーポレーションさん(内航海運業者さんです)の特徴も活かしつつ、とってもいいものができそうです。
3月中には完成版をリリースできるよう、鋭意作業を進めています。
それにしても、絵本作成はたくさんの皆さんの協力で成り立っていることにも感激です。
完成の暁にはぜひご覧ください。
ワクチン3回目も住所地以外でOKです!
2022/02/17 09:13:47 お知らせ
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船員労働の特殊性を配慮
昨年夏、国交省と厚労省連名で事務連絡を発出していただき、本来は住所地で受ける線型コロナウイルスワクチン接種を寄港地などで弾力的な接種が可能となっていますが、現在進められている第3回目接種についても同様に対応いただくこととされました。
詳しくは下記からPDFデータをダウンロードしてご確認下さい。
海事産業活性化推進セミナー(ハイブリッドバージョン)
2022/02/16 15:43:57 行事・イベント
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ある意味強行突破
このブログでもお知らせしているとおり、いわゆる「海事産業活性化法」が昨年5月に成立し、内航海運の世界も大きな変革期を迎えます。
また、STCW条約マニラ改正ってのが2010年に行われて、個々の生存技術及び防火と消火に関する訓練を5年ごとに実施することが、沿海区域船に関しては2024年から義務づけられました。
また、ちょうど同じタイミングで「暫定措置事業」が終わったりして、ここ1~2年は内航の世界はもうドタバタです。
しかもコロナ禍も重なり、船によっては共同係船が求められたり、もうてんやわんやです。
法改正やSTCW条約基本訓練に関しては、ずいぶん前から議論はされてきたものの、具体の内容がなかなか見えなかったこともあって、省令改正が終わったこの時期、中国運輸局と一緒に説明会を開催する運びとしたのです。
ところが・・・・・
中国運輸局担当者と計画を練り始めたのが昨年11月半ば。
このころは「デルタ株」蔓延も落ち着きをみせ、「よし!これならイケるだろう」と、「リアル説明会」を実施すべく会場予約を行い、講師の手配、その他諸々の段取りを進めていたところ、年明けからの「オミクロン株」の爆発的感染拡大・・・。
中止も頭をよぎったのですが、とはいえ、これまでも開催についての要望もたくさんいただき、申し込みもかなりの数いただいているなか、何とかして開催しなければと急遽リモート開催を検討。
しかし、全ての申し込みのメールアドレスを把握しているわけもなく、可能な限りオンラインで受講いただく手配はとりつつも、一方で、万一の連絡漏れにも対応できるよう、リアル会場も用意し、「ハイブリッド開催」という結論になりました。
参加者総数は約200名近くでした
平時であれば130人程度入れる会場を用意したのですが、結局この会場にはスタッフも入れて約20名。
オンライン参加が170名程度でしたので、出入りも含めれば、概ね200名程度の方が聴講いただいたことになります。
国交省本省からは、海事局海洋・環境政策課の田村課長をはじめ、船舶産業課、船員政策課、内航課からそれぞれリモート参加していただき、心配していた通信環境についても大きなトラブルもなく、無事に終えることができました。
質問についても沢山よせられ、それなりに内容の濃いものになったと思います。
でも、やっぱりリアルの会場でリアルの説明が分かりやすいように思います。
早くコロナが収束し、日常を取り戻したいものです。
最後になりましたが、今回のセミナー実現に関して、全面的なご尽力を賜りました中国運輸局関係各位には心からの感謝を申し上げます。
船内記録簿+休日付与簿=労務管理記録簿
本年4月より、船員法が改正され「船員労働」が大きく様変わりします。
詳しくはこちら(アニキ船長動画)をご覧いただくのが手っ取り早いかと思います。
法令や規則の内容については、国交省のサイトに詳しく掲載していますのでそちらに委ねますが、これまで船員さんの労働時間を記録するフォーマットになっていた「船内記録簿」(文字通り船内に備え置いて記録するもの)とお休みなどを管理していた「休日付与簿」(陸上の労務管理事務所で管理・保管)が「合体」して「記録簿」として生まれ変わります。
法令上の用語では「記録簿」ですが、これまでの「船内記録簿」「休日付与簿」との違いをはっきりさせるため、通称「労務管理記録簿」と称するようです。
これまでは「船員の労働時間管理」の所在が割と曖昧な位置づけだったのですが、これからは「船舶所有者」(ぶっちゃけ給料払う人(会社)←船員法上の船舶所有者)が管理しなければならないことが明確になりました。
で、この「労務管理記録簿」をできるだけ電子媒体で記録して、船と陸上の事務所で頻繁に共有することが求められるようになりました。
現在システム開発が進んでいるようですが
今般、この要求に対応するため、「取り急ぎ」国土交通省において、マクロを組み込んだエクセルファイルがリリースされました。
とりあえず定着するまで(なんでしたら定着以降も)このファイルを船内と陸上でメールなどで共有して下さいとの事ですが、高齢化が進む乗組員がなじめるかなぁ・・・って不安もよぎります。
まあ、習うより慣れろってことでしょうから、ファイル壊しても何回でもダウンロードできるように下にリンク貼っておきます。(笑)
現在、ソフトウエア制作会社が使いやすいシステムを鋭意開発されているようです。無料という事にはならないようですが、基本設計は国交省でやってるので、安価で提供されるとのことです。
先ずは、試行的にでもやってみましょう。
中国運輸局から通達が寄せられました
ピークアウトしたのか?
毎日報道される新規感染者数の棒グラフでは、なんとなく下降局面に入ったかのように見えますが、それでも毎日ものすごい数の新規感染者数と重症者数、死者数が伝えられます。
国内ではコロナ禍に入ってから、二万人もの犠牲者が生じているとの事。
内航海運業界でも、乗組員、陸員問わず感染者が相次いでいるようです。
みなさま、最大限の注意をしておられることと思いますが、今一度気持ちを新たに引き締めていきましょう!
さて、このたび中国運輸局から、あらためて感染予防に向けた注意喚起文書が発せられましたのでお知らせします。
中海連会員様にはガイドラインとともに各組合を経由してお知らせしておりますが、下記からもダウンロードできます。
もう少しで日常が取り戻せます。(だとおもいます・・・)
頑張りましょう!!