段ボールボートで君のキャプテン♪
2022/10/23 船員ドリーム
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今年は2回目!
毎年恒例の「ダンボールボートで君もキャプテン」を、本年も中国運輸局、広島市似島臨海少年自然の家と連携して実施しました。
毎年大好評のこの事業ですが、令和5年度にはいつも会場としてご協力いただいている「少年自然の家」が大規模改修に入ることから、次年度は実施できないという事になり、それならばと春と秋の2回実施しました。(2回とも募集定員を超える申し込みで有難い限りです)
隠岐水産高校で内航海運ガイダンス!
2022/10/11 船員ドリーム
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コロナ禍のなか、なかなか行けなかったのですが
中国地方はいわゆる「ふなどころ」で、内航船社の多い地区なのですが、その一方で、船員の供給地ではないという特徴があります。
それは何と言っても「船舶職員養成施設」が山陰に所在する水産高校2校のみであり、それ以外には海洋系コースのある学校が1校だけという脆弱な態勢が原因です。
このたび、その貴重な学校である「隠岐水産高校」に中海連青年部からお邪魔させていただき、内航海運に関する「ガイダンス」を実施してきました。
隠岐にわたるには「フェリー」「レインボージェット」「飛行機」という3っつの方法がありますが、たまたまこの日に前線が接近していて、七類港発レインボージェットがよもやの欠航・・・。
やむなく急遽、境港発のフェリーに変更したのですが、「予定通り」の時化の大揺れ。
私自身は弱いほうではないのですが、それでも船内に漂う「酸っぱい」匂いにやられそうでした。
そんなこんなで隠岐に到着。
古中青年部委員長と岡本青年部副委員長(なぜか二人ともボディビルダー並みのマッチョ」が一年生を対象にした講義を展開。
まだまだ専門教育を受ける前の生徒たちですから、ほどんど聞くことのない話には興味津々で、事後アンケートを見ても、素晴らしく食いつきの良い内容となっていました。(かなり内航海運に興味を示して頂けたようです)
このたびの往訪では、隠岐水産高校の先生方に大変お世話になり、心から感謝申し上げます。
何分遠隔地ではありますが、是非とも定例化して沢山の卒業生を内航の世界に来ていただけるよう、調整を進めたいと思っています。
中学生に内航海運授業開催
2022/10/06 船員ドリーム
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内航船の世界に飛び込んでみませんか?
このたび中国地区内航船員対策協議会と山口県内航海運組合、中国運輸局山口運輸支局が協働して、山口県周南市立鹿野中学校と鼓南中学校の生徒を対象に、座学と徳山港内体験クルーズを実施しました。
この取り組みは、海上から周南コンビナートやそれを支える内航海運を見学・体験することにより、その重要性を肌で感じ、将来の職業選択の候補に「内航船員」を加えていただくことを目的に実施したものです。
まずは座ってお勉強
山口県内航海運組合の井上講師より、開港100年の節目を迎える徳山下松港の歴史に触れながら、コンビナートの集積地である地域の役割、内航海運がどのように暮らしの中で役立っているのか、そして、そこに働く内航船員の役割など、中学生にも分かりやすく、噛み砕いた講義をされていたのが印象的でした。
講義終了後は、小型フェリーを借り上げて徳山港内をクルージング。
船内から見える内航船や工場をそれぞれ講師が分担して解説し、特に中山間地の中学校から参加した生徒は普段見たり触れたりすることのない海運の世界に目を輝かせており、また当日の様子は地元テレビ局で放映されるなど、大変良い取り組みとなりました。
この中から一人でも「船員」の道を選んでくれることを期待しています。
船員労働ハンドブックが発行されました
2022/09/29 15:14:56 お知らせ
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是非とも一人一冊!
先般「海事産業強化法」が可決・成立しその一環で「船員法」も改正されました。
陸上産業で働く人はその最低基準が「労働基準法」で決められますが、船員さんは出港すれば陸上と離れ、住む場所と働く場所が同じ、しかも、船は昼夜を問わず走り続けるという特殊性から「労働基準法」ではなく「船員法」やその他の関係法令によって規制されています。
やるじゃん!国交省海事局!
法律が変わると、国の機関は色々な方法を使って広報につとめます。ま、当たり前っちゃ当たり前です。
ただ、今回の船員法改正の告知・広報に関しては、従来よりかなり力を注いで頂いていると感じています。(もともと「中の人」だった私がそう感じます)
特に今回リリースされた「船員労働ハンドブック」は、今回の法改正の内容だけでなく、「イロハのイ」からかなり噛み砕いて書いてあり、船員法の基礎知識がなくても、大まかなことが理解できるものとなっているように感じます。
ぶっちゃけ、「船員法」って難解なんですが
一般的に、「簡単な事を難しく」するより「難しいことを簡単に」するのは大変骨が折れる作業ですが、このハンドブックは基本的なエッセンス部分はほぼ網羅されていて、私としては船主さん、船員さん、もっと言えばオペさんも荷主さんもしっかり読み込んでいただければ、より理解が進むんではないかと思います。
役所が作るととかく「あれもこれも」と詰め込みがちになりますが、このハンドブックはよくできていると思います。お勧めです。
ダウンロードできるようにしておきましたので、ご一読下さい。
走錨リスク判定システム「錨ing」バージョンアップ
2022/09/15 14:38:53 お知らせ
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イカリングが一層美味しくなりました(笑)
食べる「イカリング」ではないことは説明しなくてもいいと思うのですが(笑)、昨年、独立行政法人海上技術研究所が無償でリリースした走錨リスク判定システム(錨ing)がバージョンアップしてリリースされました。またも無償!(太っ腹)
(以下、海技研メールのコピーです)
☆走錨リスク判定システム(錨ing)とは?
走錨リスク判定システム(錨ing)はユーザーである船長や船員が、船舶、錨泊候補地、気象・海象等のデータを入力することにより、自船の走錨リスクを高中低の3段階で判定することができるシステムです。
船長や船員はこのリスク情報を参考にして、自船の適切な錨泊事故防止対策の選択ができます。
オフラインで利用できるPC版とオンラインで利用するWEBアプリ版があります。
いずれも無償でご利用・ダウンロードできます。
で、この度、
□初期設定で選択できる船が増えました。
□風向や波向を確認する画面を追加しました。
□双錨泊における開き角を設定できるようになりました。
□これまでの検証を踏まえ走錨リスクの閾値が変更されました。
ってことです。
リリースのお知らせはこちら。ダウンロードはこちらから
ソフトウエアの
ダウンロードはこちらから!ギョギョギョっとさかなクンも登場してます、
オンラインで使うWEB版は
こちらから!これから台風シーズン本番。せっかくのシステム、上手く活用して走錨事故の予防に役立てましょう!!
ちなみに英語版も用意されているようなので、内航船に限らずご活用下さい。